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2023年12月28日

公募型プロポーザル方式否決

公募型プロポーザル方式否決

議案第65号 健康増進センター指定管理者について
令和5年12月25日の読谷村本会議で賛成少数で否決でした。

「公募型プロポーザル方式」で指定管理者の優先交渉権者を
選定したのは初のこころみでした。結果は否決でした。
優先交渉権者のプロポーザル(提案内容)は次の通りです。
〇築15年の健康増進センターの施設長寿命化を図れる
 事業者である。
〇自主事業を展開することにより、利用者増(5年後約12万人は、
 現行の約10%増で達成可能である。無理な目標ではない。)
 が図られ、より村民の健康増進に結びつく。
〇利用者増による、収入の改善が図られ、その結果村よりの
 管理運営費が大幅に軽減される。(約1億600万円軽減になり、
 学校給食費無償化の財源確保に結びつく)
〇自主事業の展開が推進されなければ、収支不足におちいるが
 本社が補填する。
〇開館日と開館時間が拡大するため、職員体制の増員が図られる
 ことにより、村民の雇用拡大に寄与する。

結論:公募型プロポーザル方式で発見したことは、民間が事業
 展開するときはインフラ整備(館)に莫大な初期投資が必要で
 ある。それからすると公の館を使うなら逆に使用料を徴収すべき
 であり、優先交渉権者が管理運営費を将来0円と提案している
 ことは、当然の帰結である。
 優先交渉権者の上記提案(デメリットなし)が否決されたことは、
 年末の不思議である。行政の今後を注目する。
 




Posted by クニヨシ雅和 at 08:26